Bener-Garde 紹介

Do you know Berner-Garde ?

http://www.bernergarde.org/

Berner-Garde Foundationは１９９５年にアメリカで設立された、BMDのオープンデータベースを核とし活動している財団です。
このデータベースには各BMDのペディグリー情報、オーナー、ブリーダー、一般情報（性別、サイズ、目の色、かみ合わせ、避妊・去勢etc）、ショーやオビディエンスにおけるタイトル、健康状態（死因、死亡年齢、その他疾患）、検査データ（Hip,Elbow,vWD,Eye etc）が登録されています。
財団設立以前より情報収集は行われていましたが、IT化とともにオープンデータベースの形になった現在、アメリカ以外の国や各国クラブからの登録も増加しています。
情報登録は、全て専任のオペレータを介して行われます。
各種検査データの登録については信頼性の確保のためにオープンデータベースとして情報の確認が可能なOFA、CERF以外は証明書の提出が必要です。（Penhip等）
※但し、オフィシャルな証明でない場合でも（獣医師の下で撮影されたレントゲンで明らかなHip,Elbowの疾患が確認された等）その旨記載の上で登録が可能です。

以下は２００８年１１月２５日時点での登録データ数です。
・２３，３４９人
・６０，６２０頭
・１９，７２５胎
・４６，５６５件（検査データ）
・８，３５６件（健康情報）
・１６，４９６タイトル
・１，９５０枚（写真）

アメリカ以外では現在、ドイツ（ドイツ、スイス、オーストリア担当）、カナダ、イギリス、フィンランド、ベルギーにオペレータがいます。

The Berner-Garde Foundation FAQより

Berner-Garde Foundation(BGF)はBMDにおいて認められる遺伝性疾患の情報を集め、維持し、知識を広めるために設立されました。
BGFは志願者による理事会といくつかの委員会、そして中心となるデータベースからなります。
データベースはオーナー、ブリーダーからの情報と、OFA,CERFを含む公の情報を何年間にもわたり編集し蓄積しています。
BGFデータベースの情報は、現在BMDの遺伝性疾患を減らすために取り組んでいるオーナー、ブリーダー、獣医師、および研究者よりオンラインで利用できます。
データベースを維持することに加え、BMDに認められる健康上の問題を減らすことを目的とした研究のサポートも行っています。
研究の提案はケースバイケースで、理事会により可決されます。

BGFとは？
Berner-GardeはBMDにおける遺伝形質に関連する整理された情報の獲得と普及を容易にするために創設された財団です。
最終的な目標は、ブリーダーが良いテンペラメントと良いタイプのBMDを繁殖する際に、遺伝性疾患を減少させることを助けることです。
全てのオーナー、クラブ、承認された研究者、および他の適切なユーザーにとって、疾患を持つ犬、持たない犬両方の情報を入手できるオープンデータベースのコンセプトをとっています。
このデータベースの利点は、情報を利用するブリーダーにとって短期の場合も長期の場合も共に、情報がすぐに得られることにあります。
将来、この情報収集は遺伝性疾患の原因を探る研究のためのベースとなるでしょう。

なぜBGFは設立されたのか？
”愛するバーニーズのために”
様々な研究によるとBMDの平均寿命は７～８歳です。
すべてのBMDのオーナーが１２～１４歳の寿命を期待できるようになること、それがBerner-Gardeの使命です。
この最終目標を達成するには、いくつかの重大な遺伝性疾患を減らさなくてはなりません。
BMDを知り、愛する全ての人々に、この犬種の持つ遺伝性疾患への理解を広めることが望みです。

どのように役立つのか？
BMDの健康問題の情報とサポートを必要とする人々にとって有益です。
ほとんどの個人ブリーダーは小さなケネルを持つことを選択しています。そして、そのことは繁殖を決定するために適切なデータを集めたり、遺伝性の問題を持つ個体を特定したりすることを難しくしています。
Berner-Gardeはブリーダー同士のコミュニケーションを容易にします。
ブリーダーは良いテンペラメントと良いタイプのBMDを選択すると同時にBerner-Gardeデータベースから得た情報を基に兄弟（姉妹）、子孫の健康状態を考慮することにより遺伝性疾患を減らすことが可能です。
一緒に運用し、情報を共有するだけで、遺伝性疾患の長期間のコントロールを犬種全体にわたって達成することが可能です。

私にもできる？
全てのBMDオーナーの協力が必要です。
・あなたたちの犬とその同胎（兄弟、姉妹）が全て登録されていることを確かめてください。
　この世に生を受けた全てのBMDが登録される必要があります。例えばあなたの犬は繁殖に使わないとしても、その近親が使われるかもしれません。　
・あなたの犬についてできるだけ多くの健康証明を得てください。
　Hip,Elbow,心臓、眼疾患に関する情報は非常に重要です。
・もしあなたの犬が腫瘍を持っていて、現在BMDで行われている研究に参加できるならそうしてください。
　これは難しい活動ですが、これらの研究に参加することによって、若齢で死ぬ病気を排除することができるでしょう。

※上記内容、文章についてはBerner-GardeFoundationより許可を得て和訳、記載しております。
　許可なき転載はお断りいたします。

もし愛犬の血縁、近縁に早期発見で十分治療可能な遺伝性疾患を持つ犬がいたら、その情報を知りたいと思いませんか？
例えば心臓疾患。
近縁にそういった疾患を持つ犬がいることを認識していれば、健康診断時に留意することができるでしょう。それにより早期発見の可能性も高まります。
心臓疾患は程度にもよりますが、一般的に薬によるコントロールが可能です。
もし、自分の愛犬が心臓疾患を持っていたら、血縁犬のオーナーに知らせてあげたいと思いませんか？１人１人がそう考え、情報公開することの意味を考えてみませんか？
実際にBerner-Gardeを積極的に利用しているアメリカでは、難しい、また、珍しい疾患に罹患した時、同じ疾患を経験したオーナーをデータベースより探し当て、獣医師やケアについての情報交換を行っています。
私たちが少しでも長く、快適に愛犬と過ごすためには多くの情報が必要なのです。

Berner-Gardeでは１頭でも多くの登録を願っています。
それは、日本においても同様です。
スタッフ内に日本語を解する方もいるとのこと。
英語が苦手でもサポートしていただけるそうです。

データベースの使い方と登録方法
■Berner-Gardeを使う　Part1
■Berner-Gardeを使う　Part2
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